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内部監査20年のベテランが実践 J-SOX対応を変えるクラウド運用の最適解

株式会社魁力屋は、京都発祥のラーメンチェーンとして全国に店舗を展開しています。

現在は上場企業として内部統制監査への対応を本格化させ、さらなる成長基盤の確立を目指しています。店舗運営の効率化や品質保証体制の整備に加え、業務プロセスと統制評価を両立させる新たな仕組みを導入し、内部統制のさらなる強化に取り組んでいます。

末廣 雅義 氏

Excel運用の限界と「全社で取り組む統制」への転機

上場から3年目、内部統制対応にどのような課題を感じていましたか?

上場3年目を迎え、翌年度からは内部統制監査の証明が必要になります。

これまで内部監査室が中心となりJ-SOX対応を行ってきましたが、今後は各プロセスオーナー部門が「自ら点検・評価できる体制」にしていかなければならないと感じていました。

従来のExcel運用では、業務変更のたびにフローチャートや業務記述書を手作業で修正する必要があり、非常に手間がかかっていました。特に今期、社内システムを刷新したことで承認フローが大きく変わり、既存の統制文書が実態と乖離し始め、このままでは統制の維持管理が追いつかないという危機感がありました。

また、現場の担当者にとってはJ-SOX対応が義務的な業務として認識されがちで、内部統制の意義や目的が十分に浸透していない点も課題でした。だからこそ「やらされる統制」から「全員で取り組む統制」へ変えていく必要があると感じたのです。

魁力屋 末廣氏

クラウドで実現する柔軟な統制運用

smoove J-SOXを導入された決め手について教えてください。

複数のJ-SOX対応ツールを比較検討した結果、クラウドサービスであることが決定打となりsmoove J-SOXの導入を決めました。社内システムの変更や業務プロセスの改定に柔軟に対応でき、どこからでもアクセスできるという点は、今後の運用を考える上で非常に大きなメリットです。

導入決定までの社内の反応はいかがでしたか?

内部監査室としても、クラウドを活用することで属人的な管理を脱却し、プロセスオーナー部門が主体的に参加できる環境を整えられる点に共感がありました。導入にあたっては情報システム部門とも連携しながら「これからの内部統制に合う仕組み」として前向きに進めることができました。

魁力屋 末廣氏

20%の進捗で見えた変化の兆し

実際にsmoove J-SOXを導入して5ヶ月。どのような変化を感じていますか?

理想とする状態にはまだ20%しか到達していませんが、すでに手応えを感じています。

特に印象的なのは、「フローチャート作成のしやすさ」です。マークを置くだけで図形が整い、矢印の接続もスムーズで、従来のように一つひとつ図形を描く必要がないんです。ストレスなく業務フローを可視化できます。

また、エビデンスを一体管理できる点も大きな変化です。以前はファイル名やフォルダ構成を統一するのに苦労していましたが、いまはコントロール番号とエビデンスを紐づけて管理できるため、内部監査室だけでなく各部署にとってもアップロード作業が格段に楽になりました。

これまでは手作業での調整に時間を要していましたが、smoove J-SOXで進捗を共有できるようになったことで部署間の連携が円滑になりました。システム導入により「人に依存せず仕組みで業務を進める」体制に近づいていると実感しています。

smoove J-SOX フローチャート作成画面
(smoove J-SOXの実際のフローチャート作成画面)

社内に広がる意識の変化 主体的な統制への一歩

当初から「事業部主体のJ-SOX運用」を目指されていましたね。

そうですね。J-SOX対応は本来、会社全体で取り組むべき仕組みです。内部監査室だけが整備・評価を行うのではなく、現場の部門が自分たちの業務を理解しリスクや統制を考えながら運用できることが理想です。

現在は各部署が運用評価のエビデンスを自らアップロードするようになっており、少しずつではありますがJ-SOX対応を自分たちの業務として捉える意識が芽生えています。編集権限はまだ内部監査室と情報システム部門に限定していますが、閲覧やエビデンス管理を通じて各部門が関与する仕組みができつつあります。

魁力屋 末廣氏

まとめ:Excelによる属人的管理から、クラウドによるチーム型運用へ

今回お話を伺った株式会社魁力屋の取り組みは、内部統制を現場の業務の一部として再定義する挑戦です。「内部統制=内部監査室」という固定観念を越え、すべての社員が当事者として関わる体制づくりに向けて確実に一歩を踏み出しています。

smoove J-SOXの導入は、単なるツールの切り替えではありません。

煩雑だったExcelベースの管理から脱却し、変更や承認フローの修正にも柔軟に対応できる体制を整えることで、内部統制が業務改善の起点へと変わりつつあります。

その背景には「現場に寄り添い、共に仕組みを育てていく」という末廣氏の信念がありました。「全員で取り組む内部統制」はJ-SOX対応に悩む多くの上場企業にとって確かなヒントとなるでしょう。

今回は貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。

末廣 雅義 氏
末廣 雅義 氏
導入企業から読者の皆さんへ
メッセージ

私たちもExcelだけでJ-SOX対応を進めていたときは、現場に負担をかけずに整備できるのかという悩みを抱えていました。

そんな中でsmoove J‑SOXに出会い、クラウドで誰でもアクセスでき、フローチャートや証跡の紐付けが簡単になるという点に可能性を感じました。

もし貴社でも「業務変更にガバナンスが追いつかない」「現場が義務感で動いており、真の仕組み化ができていない」と課題に感じているのなら、新しいツールの導入を検討されることをお勧めします。

ツールは単なる手段ではなく、「現場の意識と文化を変えるきっかけ」になります。
私たちが実践しているように、J-SOX対応を全員が自身の業務として捉え、主体的に取り組める環境を築いていきましょう。

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